点景
ここには、「還ってきた」という実感がいつもわきます。
ひとは、ブラームスの交響曲第1番の第4楽章にそれを求めることもあるでしょう。
あるいは、ドヴォルザークの新世界交響曲の調べにそうすることもあるでしょう。
アンダンテ・カンタービレの人もあるでしょう。
わたしは、この第2楽章が好きなのです。いま、リパッティ、カラヤン、ルツェルン音楽祭楽団で、聴いています。聴く機会を得てよかったです。