2013年6月10日月曜日

たった一つの注意書き

「アサフィエフは『パリの炎』の中で、フランス革命期にまで遡る、伝統のメロディーを応用しました。」

これが、パリを再現した工夫の中心でした。そして、その場面にふさわしい情景描写を、音楽を助けとして実現させることは、当然のことだったのです。

その頃のパリにいるような体験を観客にしてもらうこと。これは音による奉仕精神です。