2013年6月3日月曜日

アサフィエフの論陣

この人物は批評家でした。

そして、新しい音楽また同時により理想的な真の音楽の創造を目指しました。

バレエの世界は、しきたりと革新とのないまぜになっている現場です。

そこで、常に前進しようとし続けたことが、ロシア革命後の時代において、アサフィエフの論説に強い意味を与えました。

現代音楽、の創造は時代に対する抵抗、人々にとっては奇異な存在であることさえあります。

ところが、アサフィエフの思想は、「インサイダー」のものと化したのです。

盟友プロコフィエフの音楽の特徴にも、この逆転を透視することができます。