2013年1月2日水曜日

支那事変

わたしの祖父はよく戦争の話をしていました。

どのルートを通ってどのように転戦したのか。

孫であるわたしは真面目に話を聞いていましたが、聞いていたとはいえ、これもまた良い聞き手であったとはいえなかったでしょう。

自分で調べ始めなければ、話の内容は了解されるには至らないのです。

でも、今ふと思いついたのですが、祖父にしても、師匠にしても、話し相手としては面白かったのかも知れません。わたしは、「生き証人」とでも呼んでいいようなさまざまなタイプの古老に会って昔の話を聴いていましたので。こちらの方は積極的にこちらから話しかけているのです。