2013年1月2日水曜日

経済における決定論と宗教における予定調和論(2)

宗教の世界では予定調和の議論が欧州においてとりざたされました。

マックス・ヴェーバーがその価値を評価したことにより、資本主義前進の原動力に予定説、予定調和論が当てられても良いのだという考え方が社会学の中で生れました。

絶対者が、あらかじめ救済する対象を決定しているのだ、とする説です。

一応付言しておくと、カトリシズムの中には内包されないものです。

経済主義における決定論と宗教における予定調和論とは、互いに類縁関係にあります。


厳正なものです。それはある意味で人を容赦しません。