2013年7月28日日曜日

音と音

それでは、この録音は開放へと向かうのでしょうか、それとも切迫へと向かうのでしょうか。

わたしは、全く同じ問いを別の世界で立てたことがあります。

黒澤明氏の『隠し砦の三悪人』の終局部。

裏切り御免、からの一連の急展開が、遂に三者の揃い踏みで舞台転換して閉じます。

ここに、これは開放であるか、切迫であるか。