2012年12月16日日曜日

ピアジェらの立場は

実験心理学の実証に裏付けられた推論は、クーンらの演繹的推論を上回るとするものです。

少し待ってほしい。

弁証法の過程を実際の発生論にあてはめることは、まず先に演繹的推論の成果を必要としているのです。

もうひとつ、パラダイムの進展に際しての本質的緊張の問題があります。

こちらの方がより実験心理学のような実証性を必要とするものなのです。

一度、ピアジェとクーンの双方を現象学的還元にかけないといけません。

さらに、このピアジェの最後の共同研究は、要検討対象だと思います。