2012年12月31日月曜日

国家の安寧秩序の維持

国家の安寧秩序の維持のために、その国家の基礎単位である諸々の社会は一応それぞれの立場において、具体的な方法や目標を設定します。

1868年前後に近代化をスタートさせた我が国がなんとか今日までその維持を可能にしたことの理由の一つに、江戸時代以来の儒学、国学の思想を実践的、実際的に改変して応用した倫理規範を立てることが可能であったことが挙げられるでしょう。

しかし、それは、絶対的にかつ正確に安定した規範であった訳ではありません。

もっとも、このことに対しては反論もあって、絶対的だった、あるいは正確だった、あるいは安定していたという評価もあります。

水戸学。元号制定に関与しています。始祖は水戸黄門氏です。

報徳会。こちらは二宮尊徳(金治郎)氏のお弟子さんたちの方ではなく、日露戦必勝の国策運動から継続した派閥の方です。

第二次世界大戦で敗北してしまい、ポスト昭和の段階ではどうなるかと我々は見守っていました。

結果として、「平成」が生れました。