2014年8月20日水曜日

浮かび上がる像

およそ、存在論というものは、浮かび上がる有形無形の「像」あるいは「形象」の在り方の問題を中心としています。

信仰に関しても、一般的な認識論に関しても、存在論がそれぞれ相対する一組の片割れとなって現れます。

音の世界でも同様のことが言えます。

もっとも、音楽史では、信仰のための音楽から音階、通奏低音などが発生しました。考え方によっては、存在論から認識論が生まれたという相互補完の考え方ができるかも知れません。