河上氏との対談。かなり酔っていた。
「時代が生き抜くということは、だれか人間がいるということでしょう。
イエイツというのがいたな。それで生き抜いちゃったな。
殉ずるのと生き抜くのとは、ちょっと違うでしょう。ずうっとあとの文学史からいえば、なんだか知らないけど、殉じる人たちと生き抜く人たちがいるに違いない。
だから自分が生きていたっていいじゃないですか。なにもそんなに死に急がなくてもさ……。」
「時代が生き抜くということは、だれか人間がいるということでしょう。
イエイツというのがいたな。それで生き抜いちゃったな。
殉ずるのと生き抜くのとは、ちょっと違うでしょう。ずうっとあとの文学史からいえば、なんだか知らないけど、殉じる人たちと生き抜く人たちがいるに違いない。
だから自分が生きていたっていいじゃないですか。なにもそんなに死に急がなくてもさ……。」