2012年1月22日日曜日

ムラヴィンスキー

近年、過去のLP等の良質な復刻が行われて、音の印象の総体が変化しつつある。

よく知らなかった、ということになる。

チャイコフスキーの交響曲、ピアノ協奏曲が、鮮烈な音としてある。

それより他にあるとしたら、録音状態は古いが、バッハの組曲2番だ。


音を演奏として活かす、指揮者による構成上の工夫が面白い。

おそらく、指揮者による音の淵源を知るには、チャイコフスキー以前の宮廷音楽や鐘の奏法を観るのが早いのだ。

今では、参考になるさまざまな種類の古典的作曲も、現に録音された音として、そこにある。

いい時代になった。